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竹内択の病気、チャーグ・ストラウス症候群ってどんな難病なの?

竹内択の病気、チャーグ・ストラウス症候群ってどんな難病なの?

ソチ五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子団体ラージヒルで日本代表が銅メダルを獲得しました。

何とも喜ばしいこのニュース。特にレジェンドこと葛西紀明さんが二つ目のメダルを手に入れたことはとても喜ばしいことです。

その日本代表選手の中で、難病と闘いながらこのオリンピックを戦い抜いた選手がいました。

竹内拓(26)

彼は競技終了後、自らが難病チャーグ・ストラウス症候群にかかっていることを告白しました。

今回は、彼が抱えた難病がどういったものなのかを採り上げます。

どんな病気なの?

チャーグ・ストラウス症候群とは、気管支喘息やアレルギー性鼻炎を持つ人に発生する病気の1つです。

白血球の一種である好酸球が急激に増加し、細い血管に血管障害(血管炎)が発生してしまう病気です。
血管炎とは、血管壁で炎症が起こり、出血したり血栓ができてしまい、臓器・組織に血流障害や壊死が発生し、臓器機能が損なわれるというものです。

早めに治療を行うと血管炎を治すことができますが、、末梢神経障害が残る場合や、時々再発することが十分あり得る病気ですので、注意が必要です。

この病気の患者さんの数はどれくらい?

日本では、毎年新たにだいたい100人くらいの人がこの病気にかかっていると推定されています。
医療機関を受診して治療を受けている患者さんの数は、年間約1,800人くらいであると推定されています。

どのような人がこの病気にかかっているのか?

この病気は、30~60歳で発生することが多く、男女比男:女 = 4:6でやや女性に多い病気です。

また、この病気は気管支喘息やアレルギー性鼻炎を持つ人に発症します。
気管支喘息は治りにくいことが多く、かつ血液中に好酸球増多が発生しやすいのです。
これらの症状が数年間持続した後に、血管炎が発症します。

この病気の原因はなに?

はっきりとした原因は未だ不明ですが、なんらかのアレルギー反応によって生じると考えられています。

また、ある種の薬剤によってこの病気が誘発されることもあると考えられていますが、しっかりと因果関係が証明されているわけではありません。

また、白血球の一種である好中球に対する抗体(抗好中球細胞質抗体:MPO-ANCA)が約5割の症例で検出されていることから、この抗体が病因に関与しているのではないかと考えられています。

どのような症状が発生しますか?

気管支喘息発作、手足のしびれ(末梢性神経炎)、出血斑(紫斑)、関節痛・筋肉痛、腹痛・消化管出血(胃・腸の潰瘍)、体重減少、発熱などが起きます。
時には、脳出血・脳梗塞、心筋梗塞・心外膜炎、消化管穿孔を生じることもあります。

この病気は遺伝しますか?

家族内発症がほとんどないため、遺伝的要素は少ないと考えられています。

この病気はどのような経過をたどるの?

喘息発作、紫斑、末梢神経炎、筋肉・関節痛、腹痛などの症状が発生することがありますが、適切な治療によって軽減することができます。

しかしながら、末梢神経炎による障害(特にしびれなどの知覚の異常)は長く残るケースが多いと報告されています。

またレアなケースですが、一部の症例では、脳出血・脳梗塞や心筋梗塞・心外膜炎、腸穿孔が発生し、重篤となることがあります。

一度治ったかのように見えても、再発することがありますので治療を中止しても当分の間は定期的に通院する必要があります。

このような難病が発覚しながらも戦い抜いた竹内選手。
本物のアスリートですね。

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